クラウドファンディングスタートまであと三週間となりましたが、ここで『船の樹』プロジェクトの作画スタッフとして参加していただくアーティストを、何回かに分けてご紹介いたします。
まず最初は、日本画家の中堀慎治さんです。
中堀慎治 Shinji Nakabori
1956年 東京都生まれ 1975年 渡米 N.Y アート・スチューデント・リーグ在籍 1978年 多摩美術大学絵画科 日本画専攻卒業
圧倒的な描写力は、人間の気高い精神性を表現するために自在に駆使され、人物を取り囲む箔の空間は神羅万象の東洋的宇宙を感じさせる。2009年より、京都、鎌倉の寺院・歴史建造物を会場として現代アート作品を展示する「観○光展」を、実行委員長として開催し、現代におけるアートの役割と、日本人として、どう在るべきかを、自他に厳しく問いかけている。
その実力がどれほど凄いかは作品を見ていただければ一目瞭然なのですけれど、その経歴のなかでひときわ注目されるのは、2009年から「観○光(かんひかり)展」を、実行委員長として開催されていたことです。
「観○光展」は京都、鎌倉の寺院や歴史建造物を会場として、現代アートを展示するプロジェクトです。
実行委員長の中堀さん
「観○光展」の展示
ほんとうにすぐれたアートが置かれるべき場所として、寺院がもっともふさわしい。なぜなら本来「人間が自己の精神に向き合う『場』として、アートがあり、寺院がある」という考え方は、私(笹本)の考え方と、ぴったり一致しています。
『船の樹』は、一時的にアート作品を寺院に展示するだけでなく、恒久的に保存してもらい、それは単に作品として鑑賞するのでなく、時を超えて、自分の大切な人と出会う場所にしてほしい、というプロジェクトです。
そのプロジェクトに中堀さんに加わってもらったことは、単にその画力だけでなく、精神的にも大きな助力をいただいた、と思っています。
作品をつくる『力』は万全に揃っています。
この力を存分に発揮すれば、後世に残る傑作ができることは間違いなし!と確信しています。
あと必要なのは、皆様のご支援です。
『船の樹』プロジェクトに、ご支援よろしくお願いいたします。
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